上げる?下げる?変化に乏しいイーサリアム巻き返しなるか

-
-
中銀デジタル通貨(CDBC)についての周りの反応
中国の中央銀行が発行するデジタル通貨CBDCについて、16日開催された「IMF・金融庁・日本銀行共催FinTechコンフ...
-
-
仮想通貨の確定申告で所得から差し引き出来る控除は?
その他、控除が出来る内容を教えてください。住宅ローンなどの他に控除可能なものを教えてほしいです。あればあるだけ良いので複...
-
-
マスターカードがブロックチェーンにより偽造IDに対抗
マスターカードが、身元データ(ID)の保存と確認を行うブロックチェーンシステムの特許申請をしたことを米国特許商標庁(US...
-
-
初心者はチェック!ビットコインキャッシュの特徴と将来性につい...
ビットコインキャッシュとは、ビットコインからハードフォークにより、誕生した通貨です。ビットコインから分裂した通貨のため、...
-
-
リップル初心者が取引を行う時オススメな取引所
仮想通貨を初めて購入する場合、どの取引所がいいのかわからないですよね?仮想通貨の取引所って多すぎて選べないし、セキュリテ...
-
-
上げる?下げる?変化に乏しいイーサリアム巻き返しなるか
イーサリアムは主要な仮想通貨の1つで、ICOのプラットフォームとして名を馳せました。しかし、スマートコントラクトやICO...
-
-
中国やシンガポール等のアジアでブロックチェーン技術が加速
アジアでブロックチェーン技術が加速 アジアの様々な地域でブロックチェーン技術が加速しています。現在、注...
-
-
仮想通貨の法人口座を海外取引所に作る場合・作った場合は?
仮想通貨を取引する口座を海外に作った場合はどのような法人税が発生するのでしょうか?また海外に法人口座を作るのは問題は無い...
-
-
仮想通貨の法人税法は?どんな法律があるの?
仮想通貨の取引を法人で行う場合に法人税法は通常の商売と同じ法律になるのでしょうか?また仮想通貨の法律が存在するのでしょう...
-
-
初めての方は登録前に要チェック!ビットフライヤーを使ってみて...
2017年から乱高下を繰り返し、様々なニュースが流れるようになった仮想通貨。私自身も国内での仮想通貨取引量No.1のビッ...
イーサリアムは主要な仮想通貨の1つで、ICOのプラットフォームとして名を馳せました。しかし、スマートコントラクトやICOは他の仮想通貨でも扱い出している現在、これから価値が上がるのでしょうか?今回はイーサリアムの未来を予測してみます。
■1.イーサリアムとは
それではイーサリアムの簡単なおさらいだけしておきます。イーサリアムは時価総額2位の仮想通貨で、通貨単位はEtherです。
ビットフライヤーのチャートによると2017年の1月には約1000円でしたが、2018年1月には15万円以上になっています。特徴としてはスマートコントラクトを使った自動決済と、ICOになります。
■2.上げる要素
○発行上限数の決定の可能性がある
イーサリアムの創設者であるvitalicはコミュニティが賛成すれば発行量の上限を決める可能性があることを示唆しました。発行量が決まればそれだけ希少性が出ますので、価値が高騰しビットコインをぬくかもしれません。
ただ上限数に関してはエイプリルフールに話しただけであり、実際は上限は永久に決まらないかもしれません。これに関しては逆に下げる要素にもなりかねないと思った方が良いでしょう。
○残りのハードフォークの完成
現在ハードフォークは第三段階目の内の2つ目まできています。全四段階あるハードフォークが完成することにより高騰が期待できるはずです。
○ライデンネットワークの搭載
ライデンネットワークというのは簡単に言うと処理スピードを上げ、更に手数料も安くなるシステムのことです。あまりぱっとしない内容かもしれませんが、人気がある仮想通貨ほど処理速度が遅くなりやすく、その結果として敬遠されがちになります。長期的に考えるとイーサリアムの更なる高騰のために大切なアップデートになります。
○NASAにシャトルに使われる?
NASAが宇宙空間で障害物を避けるためのプログラムに、イーサリアムのブロックチェーン技術を使用することを発表しました。あまりにスケールが大きい話でピンとこない人も多いかもしれませんが、失敗が許されない宇宙空間での作業にイーサリアムが使われる事の凄さは伝わると思います。
まだ宇宙産業は未発達なので、これを機にイーサリアムが新しい市場を独占する可能性も考えられるでしょう。
■3.下げる要素
証券化の可能性が低くなったことにより、大きな下落要因はなくなりました。
○他のアドバンテージを見つけないとやばい?
イーサリアムといえばスマートコントラクトですが、スマートコントラクトは他の仮想通貨にも急速に広がりつつあります。現在はイーサリアムの独占状態が続いていますが、もし性能が良い代替仮想通貨がでれば一気に下落もありえると思います。
○ICOが監視下に置かれるかも
イーサリアムが証券に該当の可能性があるとしてSEC (アメリカ証券取引委員会)に調査をされていましたが、証券には該当しないという発言がされ価値が高騰しました。しかし、イーサリアムの特徴でもあるICOに関しては、SECが監視下に置くという発言をしています。従来よりも厳しい監視体制になればICOが一時的には衰退することも十分考えられます。
■4.値動きの予想
短期的には下落もしくは横ばいだと思います。大きなアップデートの情報もありませんし、高騰は難しいでしょう。しかし、長期的にはビットコインを超えてくると思います。その理由は分散型プラットフォームでの市場を独占しているといってもいいからです。
プラットフォームとしてはLiskなどの通貨も台頭してきていますが、イーサリアムが市場を独占していますので将来的にも地盤は揺らがないだろうというのが私の予想です。
■5.まとめ
とりあえず証券化というマイナス要因は無くなりましたので投資家は安心したのではないでしょうか。しかし、ICOには厳しい監視がつくでしょうし、何より仮想通貨全体の下落はしばらく続きそうです。イーサリアムの最新情報は常にチェックしておきましょう。