金融機関と関連企業でのブロックチェーン技術の普及が加速
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最近、仮想通貨市場が堅調に伸びを示している状況以外にブロックチェーン技術を採用する流れが特に金融機関から聞きます。金融機関と関連企業にまつわるブロックチェーン技術の採用状況について詳しくお伝えします。
■IBMがバタビアによるライブパイロット取引を実施
IBMがバタビアと呼ぶブロックチェーン技術を使った貿易金融プラットフォームにて最初のライブパイロット取引を行いました。バタビアは、IBMの他にモントリオール銀行やカイシャバンク、エルステ・グループ、UBSなどが参加し、昨年の秋にプロジェクトを開始してました。
今回のバタビアの活用する目的として、製品のサプライチェーン上にて取引を追跡していき、鍵となる貿易契約を締結するためのスマートコントラクトの実行を促すことができるとしています。
サプライチェーン上にてブロックチェーン技術を用いることに、最近の中国では、イーコマース大手であるJD.comがブロックチェーンで食肉流通追跡するとのことが話題になり、オーストラリア産の食肉を牧場から自宅までブロックチェーンで追跡できるようにしました。
食の安全について消費者から厳しい目が向けられる事で、消費に影響を与えることになるため、ブロックチェーンは改ざんできない点や必ず履歴が残ると言うメリットから消費者に安全性をアピールする事ができます。
バタビアの今回の発表はドイツからスペインへの自動車や、オーストラリアからスペインの家具用生地の輸送なども含まれるとしており、今後国をまたぐ貿易分野にてブロックチェーン技術がさらに活用される事が見込まれます。
今回のパイロット取引に立ち会った、コメルツ銀行のギースパー氏によれば、今回のパイロット取引において、今回の取引が成功した裏で、プラットフォームの可能性を実証したと述べており、同氏の今後バタビアの活用分野がさらに広がっている事を確信する事にもなりました。
さらに取引データとスマート決済により、輸送データがトリガーとなり、自動的に開始される事で、リスク管理や金融手段の重要な基礎を形成して、すべてのサプライチェーンに価値をもたらすとしています。
サプライチェーンに関わる事業はとにかく効率よく、確実に物流をスムーズに進ませたいとどこもが思っており、今まで企業努力により改善をしてたとしても、やはり人為的ミスなどがあることから、完全にスムーズに行く事が難しいとされてました。
今回のバタビアの普及に伴い、他のサプライチェーンにも革新をもたらすことでしょう。
さらにギースバー氏によれば、バタビアは製品対応ソリューションの構築を進める中、他のフィンテックや金融機関とのパートナーシップを締結する必要さを付け加えている事で、ブロックチェーンが金融、流通分野の架け橋になることをも確信しています。
■スイスのUBSがバタビアによる国際取引を実施
ブロックチェーン技術はサプライチェーン以外にも国際取引においても影響を及ぼしています。
スイスの大手銀行である、UBSがIBMと共同開発したブロックチェーンプラットフォームであるバタビアにおいて法人顧客間での国際取引を実施しました。
国際取引でのバタビアの働きとして自動的な契約締結から支払い完了までの一連の取引サイクルを実行し、取引結果がブロックチェーン上に記録されたことを確認したとしています。
IBMブロックチェーン部門の統括責任者のコメントによれば、バタビアにより、許可型ネットワーク内の共有データがリアルタイム規模で金融システムに新たな透明性をもたらすとコメントもしています。
つまり、金融機関での窓口で従業員による確認作業の時間が無くなり、ブロックチェーン上での履歴により、送金ができたかの確認がその場で確認する事もできるために、人員削減や作業ロスを防ぐ意味でも有効的な手段と言えます。
■他の金融機関によるブロックチェーン技術の採用状況
今回のバタビアによるブロックチェーン技術による国際取引以外にもスペインのサンタンデール銀行がリップル社のソリューション技術を用いて国際送金サービスを開始し、国内においては楽天証券やSBI証券など証券会社を中心とする証券コンソーシアムにおいて、業務の効率化、コスト削減、証券サービスの利便性の向上の目的のために、ブロックチェーンによる実証実験が行われました。
あらゆる金融機関はコスト削減のための効率化を狙いとしており、ブロックチェーン技術が効果的にもたらすことを理解しつつも、実際に使えるのか確認をしている段階とも言えます。
早い段階に進んでいる金融機関であれば、すでにサンタンデール銀行のように導入する形を取っている事から、金融機関にとってブロックチェーン技術を早く導入していきたいと思っている様子を伺えることができます。