エンターテイメント業界の仮想通貨・エイベックス・トロン・アーティスト

-
-
仮想通貨Cardano(カルダノ)の特徴・将来性・取引所・と...
オンラインカジノなどを中心とするオンラインゲームは、ユーザーの増加に伴い非常に期待ができる産業である一方で、しばしば運営...
-
-
仮想通貨ネム「NEM・XEM」の凄いところ5選
日本や中国で人気の仮想通貨がNemです。コインチェック事件でNemがクローズアップされたので、Nemを知っている人は多い...
-
-
ビットフライヤーの手数料が高いと感じた時は3つの行動
ビットフライヤーの手数料が高いと感じる時に見直すべき箇所や行動をまとめてみました。実際は他の取引所と比べても大差はありま...
-
-
ビットフライヤーの保証体制に思う5つの事柄・盗難保障・条件
ビットフライヤーは日本の取引所で始めて日本円の不正出金に対する補填・保証を始めました。その保証に思う事をまとめてみました...
-
-
日本にて世界初ブロックチェーンスマホ発売
今年10月、世界で初めてブロックチェーンスマホが日本にて発売される事が決まりました。発売によってどのような影響、波及をも...
-
-
仮想通貨を法人で購入した場合は、その時点で資産・経費となる形...
購入時点で法人の資産となるのかならない場合は購入金額分は経費とし計上を行うのでしょうか?経費とし計上を行った場合は税務署...
-
-
【税金】仮想通貨の確定申告を行う場合に税理士さんの費用や時間...
仮想通貨の確定申告を始めるのには、いつくらい(時期)からスタートすれば良いでしょうか?また税理士さんに支払う報酬は金額な...
-
-
家計簿アプリのマネーフォワードが仮想通貨取引所を開始・確定申...
家計簿アプリなどを手掛けるマネーフォワードが年内に仮想通貨取引所を開始する計画を明らかにしました。マネーフォワードの今後...
-
-
仮想通貨の確定申告に必要書類な書類はどのような書類?どこでも...
確定申告に必要な書類などがあればどこでもらえるのか?ダウンロードなどが可能かを教えて頂きたいです。書類に種類などはあるの...
-
-
ビットコインとアルトコインの違いって何?
2018年になり、NEM盗難事件や仮想通貨を国家レベルで規制するなどネガティブなニュースが続いている仮想通貨業界。既に仮...
国内のエンターテイメント業界に影響を与えているエイベックスが仮想通貨関連事業に参入する言う話題が出できました。
既に仮想通貨でも上位に位置しているトロン(TRX)も注目されている事からエンターテイメント業界においての最近の仮想通貨の流れについてまとめてみます。
■エンターテイメント業界大手エイベックスが仮想通貨関連事業に参入
エイベックス・グループが24日、仮想通貨関連(ブロックチェーン)事業へ参入する事を24日、日本経済新聞が報じました。
同社によれば、未来志向型エンタテインメント企業を目指す新事業・イノベーション領域の一つとしてフィンテックを掲げており、電子決済を手掛ける100%子会社としてエンタメコインを今年6月に設立する予定としています。
独自の電子マネーを発行する事で、フィンテック事業に注力する方針を固め、エンタメコインは2019年からエイベックスグループおよび関連する芸能事業関係者向けにブロックチェーンを用いた決済システムを提供する予定としています。
エイベックス所属のアーティストのファンクラブ会員やイベントの来場客に利用してもらい、将来的には電子チケットと紐づけできるようにすることから、2018年秋にはテスト版の提供を始める方針としています。
音楽業界のクリエイターやファンが、さまざまなメリットを享受できるようになり、ブロックチェーン技術の活用によって、現在煩雑しているプロセスを簡略化することによって業務フローの効率化や管理コストの削減をも期待されています。
現在、エイベックスグループは新事業・イノベーション領域として、現在流行のバーチャルユーチューバ―、VR(バーチャルリアリティ)、AR(拡張現実)、ライブ配信、ライブコマース、ゲームなどの分野で事業拡大を目指している事を表明しており、仮想通貨・ブロックチェーン関連領域との親和性の高さも期待されています。
■エンターテイメントコンテンツを重視したトロンの存在
エンターテイメントの仮想通貨と言うと一番に思いつくのがトロン(TRX)で、トロンの価格上昇率は、2018年初より、1週間で500%もの価格上昇など急激な成長を成し遂げた事でも話題になりました。
トロンはブロックチェーンと独自の分散ストレージ技術によって構築されたプラットフォームで、利用者が作成した無料エンターテイメントのコンテンツを使い、新しい時代における事業と融合した仮想通貨システムの確立に向けて活動しています。
これからエイベックスもエンターテイメント業界においての仮想通貨の普及に力を入れることからトロンとの競争が始まることも考えられます。
トロンはクリエイターを補助し、様々なエンターテイメントコンテンツを配信する場所を提供していることから、利用者はトロンのプラットフォームにおいて、エンターテイメント事業などを展開するスタイルとなっています。
これにより利用者は自由にデータを公開、保存、所有できるようにしています。
■Peiwo APPによってトロンの影響力が増加
トロンの創設者であるジャスティン・サンにより創設されたPeiwo Appは、オンライン・オーディオライブストリーミング事業を行っており、世界での登録利用者数は、1000万人を超えていると言われています。
月間アクティブ利用者数においては、100万人以上を記録しており、中国最大のオーディオコミュニティーとして知られています。
Peiwo Appの利用者は中国の主要都市である、北京・上海・広州・深?から、北米、西ヨーロッパ、日本、韓国、オーストラリアなどのあらゆる地域にいます。
Peiwo内ではトロンの入金やギフトの購入が可能になることから、利用シーンが増えることでトロンの影響力が大きくなっていくことにも繋がります。
トロンは今後日本にもサービスを展開する事を目論んでおり、エイベックスとしては早い段階でエンターテイメント業界を席巻したいとも考えられます。
■今後、有能なアーティストの争奪戦が始まる可能性も
今後、エイベックスがエンタメコインを普及させるためには、人々がエンタメコインに注目をしてもらうためにも、さらに有能なアーティストをスカウトすることも考えられます。
トロンが本格的に日本にサービス開始するのであれば、世界的に見れば圧倒的にトロンの方が仮想通貨の時価総額も高いため、まだ知られていないアーティストがトロンに関われば、活動における資金調達が容易になることも考えられます。
トロンが日本においてまだ参入していない状況としながらも、今年、NANJCOINやOtakuCoinも出てくるために、今後エンターテイメント業界にも使われていくよう方向転換するのであれば、さらに競争は激しくなることも考えられます。
仮想通貨の普及に今後有能なアーティストによって大きく影響を与えることから、争奪戦が始まる可能性があると言えます。
■まとめ
エンターテイメント業界にも仮想通貨の流れが出てくることで、仮想通貨取引が活発になる一方、今提供しているポイント制度についても見直す時期が来ることも考えられます。
エンターテイメントに興味がある方にとってはアーティストの応援活動として支援する形で、サポート機能も充実させる可能性もあるため、仮想通貨によってファンとアーティストとの関わりは身近になってくることも考えられます。
エンタメコインは今後さまざまな場所で使われていく可能性があるために、今後の動向に注目とも言えます。