リップルの凄いところ・送金スピードが早い・コストが安い・出資企業が多い
-
-
三菱UFJの仮想通貨MUFGコインの進展・国際送金・テザー的...
三菱UFJ銀行が独自に開発したデジタル通貨であるMUFGコインが本格的に利用できるよう実証実験が行われています。MUFG...
-
-
決算時の仮想通貨法人税の会計・勘定科目はどのような記入になる...
利益を上げている場合とマイナスになった場合はどのような記入が間違い無いのでしょうか?税務署に提出時に間違いたくないので教...
-
-
サンフランシスコ連邦準備銀行総裁が仮想通貨の現状に下した2つ...
4月20日に米カルフォルニア州ぺブルビーチのUCバークレイフィッシャーセンターで開催講演会で現サンフランシスコ連邦準備銀...
-
-
仮想通貨Cardano(カルダノ)の特徴・将来性・取引所・と...
オンラインカジノなどを中心とするオンラインゲームは、ユーザーの増加に伴い非常に期待ができる産業である一方で、しばしば運営...
-
-
インドのICICI銀行が250社にブロックチェーンプラットフ...
インドの大手銀行である、ICICI銀行が17日に企業250社に対して、国内外での貿易金融取引においてブロックチェーンプラ...
-
-
スマホのウォレットで仮想通貨を管理する時の5つの注意点
仮想通貨をスマホで管理する際の注意すべき事を5つ、ご紹介します。一つ一つに対して気を付ける事で大きな損失や損害を防ぐ事が...
-
-
仮想通貨は盗まれる!?4つの盗られない対策
記憶に新しいのはコインチェックのネム流出事件です。この事件では明らかな取引所の不手際が問題でした。どんなセキュリティーで...
-
-
ビットフライヤーの日本円出金手数料を安くする方法
仮想通貨の取引で稼げたお金を、ビットフライヤーから自分の銀行口座に出金する際にかかる手数料を、安く抑える方法をまとめてみ...
-
-
初心者はビットコインに秘める危険性を理解して正しい仮想通貨の...
ビットコインにある危険性を理解する事は非常に重要であり、これからも仮想通貨を運用するのであれば認識すべき点です。しっかり...
-
-
資産管理サービスでもブロックチェーン普及が進む
資産管理サービスの分野でもブロックチェーンの普及が加速しています。資産と言うと預金だけに限らず、投資や不動産、さらに金な...

時価総額3位の仮想通貨がリップルです。一時的には2位に入ったこともある人気通貨で、もしかしたらビットコインに取って代わる可能性もあるほどです。人気があるということは、何か凄いところがあるはずですよね。
今日はリップルのすごい点を紹介したいと思います。と、その前に1つだけ大事なことを確認させてください。リップルは送金システムの名前であり、仮想通貨の名前はXRPと言います。ですが一般的にはリップルは仮想通貨と同じ意味で使われていますので、ここではリップルと呼ばせていただきます。
■送金スピードが早い
これまでは国際送金をするにはSWIFTというシステムを世界的に使用していましたが、国際送金をするには何日も日数が必要でした。しかしリップルなら約3~4秒で相手に国際送金が出来るのです。
リップルの送金処理スピードが他の仮想通貨に比べてどれくらい早いか比べてみましょう。他の代表的な仮想通貨であるビットコインで約1時間、イーサリアムで約2分かかるのです。比べてみるとリップルの驚異的な送金スピードが理解できると思います。
この速さを実現できるのは処理スピードの速さが理由です。リップルは毎秒1500トランザクションという驚異の処理スピードを誇ります。ビットコインとイーサリアムに関しては16トランザクションほどしかありません。
さらに世界一処理スピードが速いといってもいいクレジットカードのVISAカードは4000~6000トランザクションだといわれています。もちろん現状ではリップルの方が劣っていますが、リップルの開発者いわく処理スピードを数千トランザクションあげるのはやろうと思えば可能だそうです。資金の関係から手をつけていないだけといわれています。
■送金コストが安い
送金コストも従来よりも安くなります。その理由は、銀行での利用手数料の差し引きを防げるからです。例えば、わたしが誰かに銀行を介して送金したかった場合には送金元の銀行、中継銀行、相手の受け取り銀行と全ての銀行で手数料が差し引かれているのです。
これまではこのように高い手数料をかけなければ海外には送金ができませんでしたが、リップルなら間に入る銀行の手数料分を削減できるのです。
■国際送金には既に使われ始めている
最新のニュースによると4月12日からスペインのサンタデール銀行で実際に送金手段として使われ始めたそうです。実際に使われるのはこれが初めてであり英国、スペイン、ポーランド、ブラジルなど場所は限定されますが、今回の試みにより更に使用される場所は増えてく流ことが予想されます。
今までは将来的な話ばかりで進展が中々なかったのですが、ここにきて実際に使用が始まったのは凄いことではないでしょうか。
■提携、出資企業が多い
リップルは世界的に有名なMoneyGram、American expressなどをはじめ様々な企業と提携しています。さらにAppleはリップルのILPというシステムをApple payに導入する予定だそうです。
またGoogleはリップルに出資をしています。日本ではSBIホールディングスがリップルに出資をしているだけでなく、共同でSBI Ripple Asiaという会社を設立しました。
国際送金をウリにしているリップルにとって提携が多く、重要な提携先になっているのが世界中の銀行です。日本では三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行という日本の大手がことごとく提携しています。
■PoCを使っている
PoCはリップルの承認システムのことであり、ビットコインやNemなどとは違い中央集権的な承認システムです。ビットコインはPoW、NemはPoIという承認システムを使っていますが、どちらも不特定の誰かが承認しているため非中央集権的だと言えます。
しかし、PoCではリップル社が指定した承認者(validator)が承認することに元々決まっているのです。このような中央集権的な承認システムを持つため、承認されないなどのシステム障害が起こりにくく、迅速な取引が行われるのです。
ビットコインなどはマイニングをしている業者が中国に偏っているため、もし中国の業者が協力し合えばビットコインの承認ができない可能性も少なからずあります。PoCは中央集権的なやり方のせいでデメリットと呼ばれることもありますが、大きなメリットでもあるといえるでしょう。
■リップルの凄いところ まとめ
これでリップルの凄いところについての考察を終わりにします。実際に送金にリップルが使われ始めた後、リップルの価格は上がりました。企業だけではなく投資家の人にとってもリップルは見逃せない仮想通貨だと思います。