仮想通貨のレポート:コインレポート > コンテンツ一覧 > コストが安い, 凄いところ, 出資企業が多い, 送金スピードが早い > リップルの凄いところ・送金スピードが早い・コストが安い・出資企業が多い

リップルの凄いところ・送金スピードが早い・コストが安い・出資企業が多い

リップルの凄いところ・送金スピードが早い・コストが安い・出資企業が多い

時価総額3位の仮想通貨がリップルです。一時的には2位に入ったこともある人気通貨で、もしかしたらビットコインに取って代わる可能性もあるほどです。人気があるということは、何か凄いところがあるはずですよね。

 

今日はリップルのすごい点を紹介したいと思います。と、その前に1つだけ大事なことを確認させてください。リップルは送金システムの名前であり、仮想通貨の名前はXRPと言います。ですが一般的にはリップルは仮想通貨と同じ意味で使われていますので、ここではリップルと呼ばせていただきます。

 
 
 

■送金スピードが早い

 

これまでは国際送金をするにはSWIFTというシステムを世界的に使用していましたが、国際送金をするには何日も日数が必要でした。しかしリップルなら約3~4秒で相手に国際送金が出来るのです。

 

リップルの送金処理スピードが他の仮想通貨に比べてどれくらい早いか比べてみましょう。他の代表的な仮想通貨であるビットコインで約1時間、イーサリアムで約2分かかるのです。比べてみるとリップルの驚異的な送金スピードが理解できると思います。

 

この速さを実現できるのは処理スピードの速さが理由です。リップルは毎秒1500トランザクションという驚異の処理スピードを誇ります。ビットコインとイーサリアムに関しては16トランザクションほどしかありません。

 

さらに世界一処理スピードが速いといってもいいクレジットカードのVISAカードは4000~6000トランザクションだといわれています。もちろん現状ではリップルの方が劣っていますが、リップルの開発者いわく処理スピードを数千トランザクションあげるのはやろうと思えば可能だそうです。資金の関係から手をつけていないだけといわれています。

 
 
 

■送金コストが安い

 

送金コストも従来よりも安くなります。その理由は、銀行での利用手数料の差し引きを防げるからです。例えば、わたしが誰かに銀行を介して送金したかった場合には送金元の銀行、中継銀行、相手の受け取り銀行と全ての銀行で手数料が差し引かれているのです。

 

これまではこのように高い手数料をかけなければ海外には送金ができませんでしたが、リップルなら間に入る銀行の手数料分を削減できるのです。

 
 
 

■国際送金には既に使われ始めている

 

最新のニュースによると4月12日からスペインのサンタデール銀行で実際に送金手段として使われ始めたそうです。実際に使われるのはこれが初めてであり英国、スペイン、ポーランド、ブラジルなど場所は限定されますが、今回の試みにより更に使用される場所は増えてく流ことが予想されます。

 

今までは将来的な話ばかりで進展が中々なかったのですが、ここにきて実際に使用が始まったのは凄いことではないでしょうか。

 
 
 

■提携、出資企業が多い

 

リップルは世界的に有名なMoneyGram、American expressなどをはじめ様々な企業と提携しています。さらにAppleはリップルのILPというシステムをApple payに導入する予定だそうです。

 

またGoogleはリップルに出資をしています。日本ではSBIホールディングスがリップルに出資をしているだけでなく、共同でSBI Ripple Asiaという会社を設立しました。

 

国際送金をウリにしているリップルにとって提携が多く、重要な提携先になっているのが世界中の銀行です。日本では三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行という日本の大手がことごとく提携しています。

 
 
 

■PoCを使っている

 

PoCはリップルの承認システムのことであり、ビットコインやNemなどとは違い中央集権的な承認システムです。ビットコインはPoW、NemはPoIという承認システムを使っていますが、どちらも不特定の誰かが承認しているため非中央集権的だと言えます。

 

しかし、PoCではリップル社が指定した承認者(validator)が承認することに元々決まっているのです。このような中央集権的な承認システムを持つため、承認されないなどのシステム障害が起こりにくく、迅速な取引が行われるのです。

 

ビットコインなどはマイニングをしている業者が中国に偏っているため、もし中国の業者が協力し合えばビットコインの承認ができない可能性も少なからずあります。PoCは中央集権的なやり方のせいでデメリットと呼ばれることもありますが、大きなメリットでもあるといえるでしょう。

 
 
 

■リップルの凄いところ まとめ

 

これでリップルの凄いところについての考察を終わりにします。実際に送金にリップルが使われ始めた後、リップルの価格は上がりました。企業だけではなく投資家の人にとってもリップルは見逃せない仮想通貨だと思います。

shutterstock_529509961

仮想通貨を個人から法人に移動した場合の税金は?

個人で仮想通貨を行っており、利益が大きくなり節税を行いたい為に法人に仮想通貨を譲渡した場合は法人税とし支払いが必要なので...

shutterstock_709376374

OmiseGO「オミセゴー」基本と特徴

Omiseは2013年6月に日本人企業家であり、現CEOにである長谷川潤氏らによってタイで創立され、決済サービスなどを取...

shutterstock_416146132

お友達紹介は儲かる?ビットフライヤーでアフィリエイトをしてみ...

ビットフライヤーをアフィリエイトしてみて思う事をいくつかご紹介します。もしアフィリエイトをされる予定でしたら、一つの参考...

shutterstock_636632101

自動車業界にも本格的にブロックチェーン導入・研究・技術実験・...

自動車業界に対しブロックチェーンの導入が話題になっており、今まで個別の自動車メーカーが導入を決めたことや研究がなされる事...

shutterstock_189045062

仮想通貨にて取引し、含み益が出ましたがこの場合の取引方法は

どうなるのでしょうか?例ですが300万円を日本円で持っており、その内100万円を取引所Aにて購入を行いました。100万円...

shutterstock_1019706226

仮想通貨界の異端児ぺぺキャッシュの特徴6選・バーンによる価値...

ぺぺキャッシュは日本の取引所であるzaifで取り扱われている仮想通貨ではありますが、他の仮想通貨に比べるとかなりマイナー...

shutterstock_1202686828

初心者が初めて仮想通貨の取引所を選ぶポイントとは

タイトル:これから始める初心者の方必見!おすすめの仮想通貨の取引所を紹介!いろんな取引所があって初心者にとっては、どこの...

shutterstock_1088794811

仮想通貨Cardano(カルダノ)の特徴・将来性・取引所・と...

オンラインカジノなどを中心とするオンラインゲームは、ユーザーの増加に伴い非常に期待ができる産業である一方で、しばしば運営...

shutterstock_646539634

使いやすい?使いにくい?ビットフライヤー入金、送金で思う機能...

現在国内、国外含め多くの仮想通貨取引所が存在しています。今回はその中でビットコイン取引量日本一を誇るビットフライヤーに焦...

shutterstock_1050093695

難しい?簡単?ビットフライヤーの注文方法で思う4つの事

印象で難しいと思っている人が多い仮想通貨の売買方法について、今回はビットフライヤーでの注文方法で思う事を書いてみました。...