仮想通貨Cardano(カルダノ)の特徴・将来性・取引所・とは

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オンラインカジノなどを中心とするオンラインゲームは、ユーザーの増加に伴い非常に期待ができる産業である一方で、しばしば運営者が不正を冒し勝敗を左右していたり、個人情報を悪用されたりと、被害が後を断たないのが現状です。
こういった問題に着目し、ユーザーがより安全に透明に、オンラインゲームができる環境の構築を目指したプロジェクトがあります。
■Cardanoとは
仮想通貨Cardano(カルダノ)は、ブロックチェーンとスマートコントラクトを活用し、オンラインゲームにおける運営者の不正をなくし、透明かつ公正なゲーム環境をユーザーに提供する目的で開発されたプロジェクトです。
ブロックチェーンは改ざん不可能で誰でも閲覧できることから、スマートコントラクトはオンラインゲームであることから瞬時により正確に記録ができるよう一から開発され、導入されています。
仮想通貨名 Cardano(カルダノ)
通貨単位 ADA(エイダコイン)
認証方式 PoS(ウロボロス)
公開日 2017年10月
■Cardanoの特徴
・独自に開発されたスマートコントラクト
イーサリアムにおける通常のスマートコントラクトは、あらかじめ記述された契約の「条件」と「内容」に沿って自動的に実行するプロトコルのことをいいます。
しかし、通常のスマートコンタクトをそのまま使用するとスケーラビリティの問題が生じてしまったり、オンラインゲームという特性上より瞬時に複雑に記録する必要があったり、高度なセキュリティ対策を付加したいという意図のために、改良が為され、一から開発したスマートコントラクト「Plutus」となっています。
・専用ウォレットDaedalous
ADA(エイダコイン)は、ダイダロスウォレットに保管することができます。このウォレットは、セキュリティ性が高く、送金速度に優れます。また、将来的にイーサリアム、ビットコインなどの基軸通貨の保管にも対応したり、モバイルウォレットが開発される予定です。
・ウォレットの機能性の向上
ウォレットにマルチシグネチャのトランザクションに対応させたり、バックエンドの再設計を行いパフォーマンスの改善、UIに表示されるアドレスを大幅に短縮する機能の実装、より安全な管理のためにLedger Nano SにCardano(カルダノ)のサポートを追加するなど、充実しています。
・Cardanoデビットカードでの決済
将来的に、Cardanoデビットカードを利用して他の通貨の同じようにADA(エイダコイン)で支払いができるようになります。
カードの申請と許可を行うことで、Daedalous(ダイダロス)ウォレットを介して、CardanoデビットカードにADA(エイダコイン)を送金することができます。送金したADA(エイダコイン)は、希望する通貨に自動的に両替でき、この仕組みにより、Cadanoデビットカードを使用した日常生活での決済が可能になります。
・ウォレットの大幅な機能追加
今後予定されるダイダロスウォレットへ予定される機能の追加として、バックエンドの再設計、UIに表示されるアドレスの削減、Ledger Nano Sへのカルダノのサポート追加など、より使いやすさが改善されます。
特に、Cardanoデビットカードでの決済が可能になる点が魅力的です。カードの申請と許可を行うことで、CardanoデビットカードへダイダロスウォレットからADA(エイダコイン)を指定の通貨に両替して送金できるようになるので、日常生活における決済が可能になります。
■Cardanoのチャート
出典:CoinGecko
仮想通貨Cadano(カルダノ)は、2017年10月の上場後、12月頃から値上がりが始まり、2018年1月の仮想通貨市場全体の高騰に際して1ドルを超え、ピークに達しました。その後一度落ち着きましたが、現在再度値上がりをみせています。
Cardanoの将来性
仮想通貨Cardano(カルダノ)のロードマップによると、サイドチェーンを採用することが決まっています。サイドチェーンに契約情報のコードを記述し動作させることで、メインチェーンへの負担を軽減し、処理能力を向上させることができます。ハッキング対策やスケーラビリティの問題の解消に繋がります。
スマートコントラクトも新たに独自開発しており、今後は機能性の向上に焦点をあてることができ、よりプロジェクトが充実することになるでしょう。
Cardanoを購入できる取引所
・Upbit(アップビット)
若者に人気なチャットアプリ「カカオトーク」を開発・運営するカカオ社によって設立された取引所です。アメリカ大手取引所Bitterexと連携し、124種類のアルトコインを取り扱います。現在、日本人の利用はできません。
・Bittrex(ビトレックス)
アメリカに本拠地を置く世界最大級の仮想通貨取引所です。200種類程度のアルトコインを取り扱います。手数料は0.25%で、Poloniexの最大手数料と同じくらいになります。
・Gate.io(ゲート)
中国の中堅取引所で、100種類を超えるアルトコインを取り扱います。同じ中国の取引所であるBinanceやKuCoinなどとは差別化を図った独自通貨を多く揃えます。他の大手取引所と比較すると使い勝手が少し悪いのが難点です。
■Cardano(カルダノ)の特徴 まとめ
仮想通貨Cardan(カルダノ)は、オンラインゲームにおける不正をスマートコントラクトとブロックチェーンの特徴を活用して軽減し、公正さと透明さを確保したゲーム環境を提供するプロジェクトです。
ユーザーが増え産業が成長していく中で、どんなプラットフォームでもユーザーの満足度を重視することが重要になります。ユーザーがあってシステムが成り立つので、こういったプロジェクトの今後に期待が集まります。