仮想通貨のレポート:コインレポート > コンテンツ一覧 > Stellar, XLM > 透明性がある仮想通貨Stellar「ステラ」「XLM」とは

透明性がある仮想通貨Stellar「ステラ」「XLM」とは

透明性がある仮想通貨Stellar「ステラ」「XLM」とは

ステラはリップルの初期開発メンバーで、マウントゴックスの創設者であるジェド・マケーレブ氏が中心となって開発され、コンピュータシステムを開発してきたIT企業IBMや通貨交換サービスを提供するKlickExと提携した事でも話題になりました。ステラについて詳しくお伝えします。

 
 
 

■Stellarの基本情報

 

ステラの通貨略号はXLMで、取引所によってはSTRと表示しているところもあり、2015年のアップグレードされたネットワークの立ち上げによってLumens(ルーメン)へと改名されました。

 

公開日は2014年7月であるために歴史的にも長い仮想通貨であり、上限枚数は1000億XLMで1年毎に1%増加していき、価格変動がなるべく抑えられるように設計されています。

 

ステラの開発は民間企業ではなく、非営利団体のStellar Development Foundationが担っており、非営利団体であることから団体の透明性や安全対策、ガバナンスを重視しているため、様々な取り決めが公開されています。

 
 
 

■Stellarの特徴

 

ステラは仮想通貨の中でも透明性がある通貨としても知られており、技術的にも優れているため、様々な分野の企業から注目されています。

 

まずステラの総発行枚数は年1%ずつ増加していくことで総量が増えて行く仕組みをとっていることから増やすことでステラ安を誘導しています。

 

さらにステラの開発チームはリップルの開発チームがリップル全体の25%を保有しているのに対し、ステラ全体の5%しか保有していないために多くの通貨が市場に流れているために価格変動が小さく抑えられるように設計されています。

 

ステラのプロトコルについてですが、独自のアルゴリズムであるStellar Consensus Protocol(SCP)を採用しており、リップルのアルゴリズムであるRipple Consensusによく似た仕組みをしています。

 

リップルはUNLと呼ばれる承認者リストに対して、ステラはQuorum Slicesと呼ばれる仕組みを採用しており、リップルでは80%以上の合意がなされないとブロックチェーンの分岐が発生する恐れがあるのに対し、SCPは80%以下の承認率でもブロックチェーンが分岐せずに済むようにされています。

 

・さらにステラは2つの役割を持っています。

 

1つはスパム対策として各取引に0.00001ルーメンのマイナーフィーが付いており、この料金によって悪意を持つユーザによるDoS攻撃を大幅に軽減します。

 

ルーメンはセキュリティトークンとして機能し、大量のトランザクションを生成したり、元帳に大量の領域を消費したりするDoS攻撃を軽減したりします。

 

さらにステラネットワークにて、すべての口座に対して最低20ルーメンの残高を必要としており、これはアカウントが本物である事を保証するものであるため、ネットワークのトランザクションのシームレスな流れを維持するのを助けています。

 

もう1つの特徴として複数の通貨の取引を容易にするためにリップルのようなブリッジの役割をも果たし、大きな直接市場が存在しない通貨ペア間での取引を促進する機能を持っています。

 

基本手数料は0.00001XLMに設定されていますが、ネットワークをダウンさせる悪意を持って取引しているアカウントに対し、システムが疑う場合には料金が上昇されます。

 

さらにステラのネットワークは固定されたインフレメカニズムを組み込まれており、毎年1%の割合でネットワークに新しいルーメンが追加され、またネットワークでは取引における各オペレーションの基本手数料を徴収しています。

 
 
 

■Stellarの将来性

 

ステラが緻密に設計されていることでその安定性に対し、大企業やコンサルティング会社からも提携の話が出てきました。

 

特に注目された提携話として巨大IT企業であるIBMとの提携や通貨交換サービスを提供しているKlickEXと提携したことで、仮想通貨のランキングでも上位に上がるきっかけにもなりました。

 

ステラの技術により、全世界の銀行などの金融機関と連携し、使用する事で決済時間の短縮、リアルタイムで行えることから、新しく国境を超えた決済システムが確立することが可能になります。

 

このプロジェクトを成功するためにオーストラリア国内で最大の資産を保有しているナショナル・オーストラリア銀行やカナダの五大銀行の一つであるトロント・ドミニオン銀行、そして日本からは三井住友フィナンシャルグループも協力し進めています。

 

世界最大の金融コンサルティング会社の1つであるDeloitteと提携し、ステラのマイクロペイメントを利用したブロックチェーン技術を使用してコアバンキング分野の革新を目指す流れを作り出し、フランスのパリに本社を置く送金業者TEMPOでも低料金で高い透明性を持った送金を可能にすることもできるようになりました。

 

さらにアフリカ、ナイジェリアの通信業者であるParkwayで相互運用可能なモバイルマネーのプラットフォームを構築することも可能にしました。

 

アフリカでは携帯による送金が一般化されているためにParkwayはステラを利用する事で利便性を高めることができました。世界中でステラが利用され始めているために将来的にも安定性のある仮想通貨と言えます。

 
 
 

■仮想通貨Stellar「ステラ」「XLM」とは まとめ

 

ステラは数か月前にはごく一部の投資家だけ投資をする形でしたが、IBMの提携話をきっかけに、その後様々な投資家から買われるようになり、今では仮想通貨ランキングの上位に位置するようになりました。

 

過去はとても安い値で取引されていましたが、今は価格も上昇しています。リップルと似たような性質がありますが技術の高さや安定性は、今後も多くの投資家から好まれる仮想通貨であるため、今後さらに堅持していく事でしょう。

shutterstock_611045375

エンターテイメント業界の仮想通貨・エイベックス・トロン・アー...

国内のエンターテイメント業界に影響を与えているエイベックスが仮想通貨関連事業に参入する言う話題が出できました。 &nb...

shutterstock_778670602

LINEが仮想通貨の取引所を始めたら取引通貨は28種類の通貨...

日本で身近なアプリとして有名な「LINE」が仮想通貨交換業者になりました。今回はLINEがどの様な仮想通貨取引所サービス...

shutterstock_790230751

家計簿アプリのマネーフォワードが仮想通貨取引所を開始・確定申...

家計簿アプリなどを手掛けるマネーフォワードが年内に仮想通貨取引所を開始する計画を明らかにしました。マネーフォワードの今後...

shutterstock_1027241692

仮想通貨は盗まれる!?4つの盗られない対策

記憶に新しいのはコインチェックのネム流出事件です。この事件では明らかな取引所の不手際が問題でした。どんなセキュリティーで...

shutterstock_291233591

仮想通貨の確定申告はいくら以上(金額)行えば良いのでしょうか...

現在はサラリーマンですが今後の為に個人事業、法人に関してもお聞き出来ればと思います。申告後はいつ支払う必要があるのでしょ...

shutterstock_1024949395

モナコインの特徴と将来性について

皆さんはモナコインという仮想通貨をご存知でしょうか?日本で初めて開発された仮想通貨として話題になりました。今回はモナコイ...

shutterstock_1009585462

マイニング分野の最新情報・マイニングファーム・ビットコイナー...

仮想通貨と言うと取引やプラットフォーム、ブロックチェーン技術の話題が多い状況ですが、マイニング分野においても様々な流れが...

shutterstock_1027851961

仮想通貨の確定申告をエクセルなどで自動計算し利用したいと思い...

どのような計算をすれば良いでしょうか?サラリーマン、自営業、個人事業主、法人などの違いも教えてほしいです。簡単に出来るの...

shutterstock_693736483

仮想通貨ネム「NEM・XEM」の凄いところ5選

日本や中国で人気の仮想通貨がNemです。コインチェック事件でNemがクローズアップされたので、Nemを知っている人は多い...

shutterstock_1028004997

初心者にもオススメの仮想通貨国内取引所とは?

2018年に入り、仮想通貨取引所は金融庁からの規制・指導により、セキュリティ面や運営方法に厳しいチェックが入るようになり...