ビットコインキャッシュが5月15日に予定としてハードフォークを行なうとしている
-
ビットフライヤーでビットコインを上手な買い方する方法とは?
ビットフライヤーの取引口座を開設して、いさ初めての売買だ!と思ったけど上手く買えなかったり、板に記載の意...
-
仮想通貨VeChain(ヴェチェーン)の特徴・将来性・取引所...
中国や東南アジアなどでは、偽ブランド品が出回っていて、その被害が後を絶ちません。その原因として、なかなか外見からは本物か...
-
仮想通貨の短期トレードを初めてしてみて思った4つの事柄
仮想通貨の短期トレードを初心者が経験して思う難しさと苦悩について説明します。またメリットや稼げる人の思考を少し紹介します...
-
仮想通貨を個人から法人に移動した場合の税金は?
個人で仮想通貨を行っており、利益が大きくなり節税を行いたい為に法人に仮想通貨を譲渡した場合は法人税とし支払いが必要なので...
-
日本にて世界初ブロックチェーンスマホ発売
今年10月、世界で初めてブロックチェーンスマホが日本にて発売される事が決まりました。発売によってどのような影響、波及をも...
-
消費者庁が仮想通貨の相談内容を公表・相談件数の推移・システム...
金融庁が事務局を務める第二回「仮想通貨交換業等に関する研究会」において、消費者庁の消費生活相談にあった仮想通貨に関連する...
-
中国情報通信大手ファーウェイが17日最新のハイパーレジャーの...
中国情報通信大手であるファーウェイが、17日、最新のハイパーレジャーのブロックチェーンを発表しました。 ...
-
仮想通貨を法人口座で運用時の作成方法と管理方法は?
法人口座で仮想通貨の取引を行う場合の口座はどのように作成すれば良いのでしょうか?作成時の注意点などがあれば教えてください...
-
LINEの仮想通貨とブロックチェーン・取引所・ビットコイン決...
大手メッセージアプリであるLINEがここ数ヶ月、仮想通貨取引とそれに関わるブロックチェーン関連会社を設立した事もあり、今...
-
ビットコインなどの仮想通貨に対する各国の監視状況
ビットコインなどの仮想通貨に対し、国の規制によっては相場が下落に向かう事がありますが、それでも日本に対して影響を及ぼすこ...
ビットコインキャッシュが5月15日に予定としてハードフォークを行なうとしている。ビットコインキャッシュのハードフォークの内容と他の仮想通貨の流れをも見ていきます。
■ビットコインキャッシュのハードフォーク
ビットコインABCでフルノード開発者であるAmaury Sechet氏(以下、サチェット氏)は5月15日にハードフォークをし、いくつかの修正とともに、より大きなブロックサイズの承認が可能になることを明らかにした。
5月15日としているがあくまで予定であり、ブロック数の変動によって多少前後することも考えられる。今回のハードフォークの特徴としてまず即座に行われる承認と拡張性が挙げられる。
去年末から今年初旬までにビットコインのスケーラビリティ問題でなかなか送金が出来ず、ビットコインの高騰もあってか手数料が跳ね上がったことからデメリットが公に出た形であったが、ビットコインキャッシュはスケーラビリティ問題は解決済みと言われつつも、さらに迅速な処理がなされるように拡張する事となった。
新フォークではブロックサイズが32MBまでに拡張する見込みであり、現状の8MBの4倍もの処理能力を発揮する事ができる。
さらにイーサリアムのようなスマートコントラクト機能を導入する可能性もあるとサチェット氏は語っており、ビットコインキャッシュがビットコイン以上の処理能力だけの考えでなくなる可能性も出てきている。
■ビットコインにも処理速度向上
Lightning Labs社はビットコインのスケーラビリティ問題の解決策として、プロトコルの開発に取り組んでおり、同社の共同創立者であるElizabeth Stark氏(以下、スターク氏)によれば、ブロックチェーン技術を賞賛する一方で、ビットコインを酷評する流れが変わってきていると米ヤフーファイナンスのインタビューにて答えた。
スターク氏によれば、今後Lightningネットワークを導入する事で即時に大量の取引が行われ、あらゆることが可能になるとしている。
通常、仮想通貨は毎秒数千の取引、将来は毎秒数百万の取引と言う規模と話しているが、ビットコインの基盤レイヤーはそのような取引を行なう事が出来ないでいるが、Lightningはビットコイン上のレイヤーであることからそのような決済が可能であるとコメントしている。
スターク氏は大手クレジットカードのVISAの最大取引処理量は、毎秒56,000という数字を引用した上で、その量を越えて行きたいとも述べている。
Lightning Labs社は、Lightningのソフトβ版を公開しており、ビットコインもしくはライトコインのLightning取引が容易になる仕組みとしている。今後、取引速度が解消され、あらゆる仮想通貨とのLightning取引が容易になれば、利便性はさらに高まっていくと考えられる。
■まとめ
仮想通貨業界はまだまだ発展途上の段階と言えるが確実に技術の進歩をしていることを投資する側から確認する事ができる。
ビットコインキャッシュが今回ハードフォークをすることで、さらに同コインが利用する機会が増えていく要因にもなるため、ビットコイン側からは後発からの仮想通貨に需要を取られないためにさらに優れた技術を研究し、導入しなくてはならない危機感もある。
仮想通貨には技術が伴っているが、今後危機感を感じさせられるのが法定通貨と言える。中国においては元が仮想通貨によって需要を取られないよう規制を設けたり、インドにおいても最近禁止をするような流れをまずは取るような国もあらわれている。
仮想通貨の利用は今までの投機的な加熱ムードが落ち着き、今後は優れた送金手段、スマートコントラクト機能などの優れたブロックチェーン技術によって社会が発展する事にもなるために、今回のハードフォークはさらに社会的にも効果をもたらすことにもなることだろう。