中東地域においてブロックチェーン技術が加速・ブートキャンプ・小切手詐欺防止・送金サービス
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仮想通貨やブロックチェーン技術について、規制やコメントが発表している中で、中東地域では加速する流れが出てきています。中東地域におけるブロックチェーン技術の普及についてまとめてみます。
■サウジアラビア、デジタル環境構築に向けて、ブロックチェーンブートキャンプ開催
今、中東地域ではブロックチェーン技術の整備作りが急ピッチに進んでいます。サウジアラビアでは通信情報技術省MCITが29日にイーサリアムのスマートコントラクトと分散型アプリケーションDAppsの構築に焦点を当てたブロックチェーン・ブートキャンプが完了したと発表しました。
イーサリアムは先日、開発者がイーサリアムのスマートコントラクトにて新たなバグと発見したことで、数々の仮想通貨取引所が一時、イーサの取り扱いを停止したことがありましたが、その影響を受けることもなく無事に終えることができました。
イベントでは4月26日までの3日間の日程で行い、中東地域での複数のプロジェクトに関わるブロックチェーン企業のコンサンシスと共同で開催しました。MCITによれば、同イベントでは2020アクションと目標との一環としており、デジタル環境を作るための同省の計画の一部としています。
技術産業・デジタル能力担当次官を務めるアフメド・アルテナヤン博士によれば、2020年アクションプランの目標として王国の発展プロセスを促進する事を目指しており、デジタル変革を達成するためにICT、情報通信技術に明るい人とそのスキルを引き寄せて、育成、発展させるようとしています。
コンサンシスは他にドバイで20年までにブロックチェーン導入を目指すプロジェクトに深く携わっています。
■UAEの大手銀行が小切手詐欺防止のためにブロックチェーン技術を導入
中東地域において資産額ベースで最大と言われいる銀行グループの1つであるドバイ国立銀行、NBDが詐欺防止のために小切手発行システムへのブロックチェーンを技術を導入しました。中東地域の銀行では初めてであるとアラビアン・ビジネスが伝えました。
アラビアン・ビジネスによれば、このシステムが、各小切手に固有のQRコードを印刷して、記録はブロックチェーンにて行うとしており、発行された小切手の信頼性やアラブ首長国連邦UAEの銀行業界全体のセキュリティ基準への信頼性をより高める設計としています。
この事から、2つの事が今後期待できるとして、まず中東地域において同様の技術が普及する事で、取引がスピーディに行われる事、さらにブロックチェーン技術によってクオリティが高められるとして、アラブの小切手は安心できると言う価値を付与されていく事も考えられます。
NBDの公式発表によれば、同行は最初の1ヶ月を試験的導入として、約100万枚の小切手を小切手チェーン上に登録したとし、テストの成功に続き、NBDがこのブロックチェーンを他の金融機関に対して活用してもらいたいと伺っているともしています。
4月12日には、自動化されたデータ認証機能を備えたブロックチェーンに基づくストレージシステムについて、米大手銀行であるバンク・オブ・アメリカが特許申請をしたいたことがわかったこともあり、金融機関にとってブロックチェーンが今後さらに自社の発展に繋がると見ていることがわかります。
■リップルが中東最大級の送金サービス大手と提携
アブダビに本拠を置いている国際送金サービス大手のUAEエクスチェンジが、米リップル社が運営するリップルネットに参加しました。同社は現在、31カ国800拠点を通して送金や為替両替サービスを提供しており、国際送金サービスの大手として知られ、特に中東地域やインドにおいて普及しています。
今後クロスボーダー取引においてリップルネットを使って、コストや手数料削減を目指すとしています。今回送金に対してはXRPトークンを使用するものでなく、送金にかかるコスト削減、決済できるようにするとしており、技術を活用する狙いがあると言えます。
リップルネットには既に100社以上の以上の金融機関が参画しており、最近では中国のクロスボーダー決済大手のリエンリエンも提携を発表した事で話題にものぼりました。
■中東地域においてブロックチェーン技術が加速 まとめ
中東地域において、今後石油の埋蔵量が少なると噂され、次はどの分野に投資をしたり、技術を呼び寄せようか検討されている状況の中、ブロックチェーンに対してまだ世界各国で規制や検討がされている中で、いち早く、中東地域の国々はこの分野の先進国と進んでいきたいと考えていることがわかります。
石油が国を支えているために、無くなった時にその後どうすればと国々が不安や恐れを頂いている時に、今のうちに技術大国として地位を固めたい狙いもあると言えます。
今後も様々なブロックチェーン技術を普及していくことが決定されているために、世界から見本になる地域と発展してくことも考えられます。