仮想通貨の確定申告をエクセルなどで自動計算し利用したいと思いますが・・・
総平均法の場合の計算方法
総平均法の場合、以下のように計算を行います(この記事の冒頭で見た例と同じです)
▲①1ビットコインあたりの購入金額を計算
購入金額の合計額=100万円+50万円+30万円=180万円
購入数量の合計=10ビットコイン+3ビットコイン+5ビットコイン=18ビットコイン
1ビットコインあたりの購入金額=180万円÷18ビットコイン=10万円
▲②売った数量の売却額と購入額を計算
売った数量の売却額=200万円+90万円=290万円(15ビットコイン)
売った数量の購入額=10万円×15ビットコイン=150万円
▲③「売却額-購入額」で利益額を計算
利益額=売却額290万円-購入額150万円=140万円
セミナー代金や書籍代などの必要経費などがある場合には、その支払額を上の金額から差し引きすればOKです
移動平均法の場合の計算方法
移動平均法というのは仮想通貨の購入を行うたびに「購入時の支払額÷購入数量」の計算を行う方法です。
総平均法が1年に1回だけ計算を行うのに対して、移動平均法は売却を行うたびに計算を行う必要があります。
なお、購入額の計算方法が総平均法と異なりますが、利益の金額を「売却額-購入額」」で行うのは同じです。
▲①売却を行った各時点での利益額を計算
・1月4日に行った売却の利益を計算する
1月1日:100万円÷10ビットコイン=10万円
1月3日:(100万円+50万円)÷(10ビットコイン+3ビットコイン)=11万5384円
1月4日時点の購入額:11万5384円×5ビットコイン=57万6920円
1月4日時点の売却額:90万円
1月4日の利益額:90万円-57万6920円=32万3080円
・1月8日に行った売却の利益を計算する
1月5日の購入を行う前の手持ち分の購入金額:150万円-57万6920円=92万3080円
1月5日の購入金額:30万円
1月8日時点での購入金額合計:92万3080円+30万円=122万3080円
1月8日時点での購入単価:122万3080円÷13ビットコイン=9万4083円
1月8日売却分の購入額:9万4083円×10ビットコイン=94万830円
1月8日の利益額:200万円-94万830円=105万9170円
▲②トータルでの利益額を計算
32万3080円+105万9170円=138万2250円
どちらの計算方法を使えばいい?
計算をできるだけ単純にしたいという方は総平均法を使えば問題ありません。
ただし、正確な利益の金額を知りたいという場合や、年の途中で利益額の計算を行うという場合には移動平均法を使う必要があります。
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どのような計算をすれば良いでしょうか?サラリーマン、自営業、個人事業主、法人などの違いも教えてほしいです。簡単に出来るのでしょうか?
仮想通貨取引で得た所得は「雑所得」という所得に分類されますので、以下の計算式によって所得金額を計算します。
雑所得=売却額-購入額-必要経費
なお、計算は仮想通貨1単位あたりで行うのに注意してください。
例えば、10ビットコインを100万円で購入し、最終的に3ビットコインを50万円で売却した(7ビットコインについては手元に残っている状態)という場合は、次のように計算を行います。
①1ビットコインあたりの購入金額を計算
100万円÷10ビットコイン=10万円
②売った数量の売却額と購入額を計算
購入額:10万円×3ビットコイン=30万円
売却額:50万円
③「売却額-購入額」で利益額を計算
売却額50万円-購入額30万円=20万円(利益額)
購入額の計算方法には2種類ある
上の例では購入額の計算を「購入した時の支払額合計÷購入した仮想通貨の数量」で行いました(100万円÷10ビットコイン=10万円)
このよう購入額の計算方法のことを「総平均法」と呼びますが、もう1つ「移動平均法」という計算方法もあります。
移動平均法は総平均法に比べると計算がやや複雑になりますので、難しいと感じる方は上の例で用いた「総平均法」を使えば問題はありません。
例えば、以下のように仮想通貨の取引を行ったと仮定して、それぞれの計算方法を具体的に見てみましょう。
1月1日(購入):100万円で10ビットコインを購入
1月3日(購入):50万円で3ビットコインを購入
1月4日(売却):90万円で5ビットコインを売却
1月5日(購入):30万円で5ビットコインを購入
1月8日(売却):200万円で10ビットコインを売却