仮想通貨IOTA(アイオータ)の特徴・将来性・取引所・とは
-
-
仮想通貨「DOGECOIN」とは柴犬のロゴがあしらわれたコイ...
DOGECOINは日本人にとって馴染み深い柴犬のロゴがあしらわれたコインとして仮想通貨の中ではよく知られています。 &...
-
-
マスターカードがアイルランドのダブリンにてブロックチェーン技...
マスターカードがアイルランドのダブリンにて新規で175人を採用すると発表しました。 特にブロックチェー...
-
-
仮想通貨マイニングによる新しい募金や社会貢献の仕方
募金のあり方について、ブロックチェーンを活用する動きが出てきています。ユニセフがユニークな寄付の仕方として自宅にあるコン...
-
-
三菱UFJ独自通貨MUFGコインが無人レジ店舗で実証実験開始
三菱UFJ銀行グループを傘下に置く三菱UFJフィナンシャルグループが開発を進めているデジタル通貨「MUFGコイン」の実証...
-
-
ビットコインを紙幣にして試験販売!?仮想通貨が紙幣に?
仮想通貨を保有していることに紙幣として持ち歩かないことから一部の人からはデジタル通貨としてなかなか認識されなく、普及にブ...
-
-
NASAが宇宙探査機にブロックチェーン技術、研究には助成金
宇宙探査に向けブロックチェーン技術が活用される。宇宙探査に向けて、様々な場所でブロックチェーン技術が使われきています。最...
-
-
金融機関と関連企業でのブロックチェーン技術の普及が加速
最近、仮想通貨市場が堅調に伸びを示している状況以外にブロックチェーン技術を採用する流れが特に金融機関から聞きます。金融機...
-
-
ビットコインなどの仮想通貨に対する各国の監視状況
ビットコインなどの仮想通貨に対し、国の規制によっては相場が下落に向かう事がありますが、それでも日本に対して影響を及ぼすこ...
-
-
最近仮想通貨の取引所に問題があり仮想通貨だったのを日本円で返...
言ってますが以下の場合はどうなるのでしょうか?例ですと、当時の価値で500万円分のネム(NEM/XEM)を日本円で返金す...
-
-
国内初のブロックチェーンカードゲーム「クリプトスペルズ」
国内初のブロックチェーンカードゲーム「クリプトスペルズ」クラウドセール 2週間で売上900ETH(約3000万円)を超え...

現在インターネット技術は急速に発展していて、モノと接続し、クラウドで情報を蓄積・管理するIotによる日常生活の効率化に期待が集まっています。Iotの代表的な活用事例として、ハウス栽培における農薬や肥料管理、サプライチェーンの効率化、自動運転技術などがあります。
一方で、Iotデバイスの決済にはマイクロペイメント(少額決済)の技術が活用されるが、ビットコインやイーサリアムなどでは設計的に相性が合いません。また、少額決済ということもあり、トランザクション処理が通常より多くなり、スケーラビリティが生じやすいという問題も懸念されます。こういったIotデバイスを活用した少額決済を仮想通貨で実現使用とするプロジェクトがあります。
■IOTAとは
仮想通貨IOTA(アイオータ)は、Iotデバイスにおける少額決済を実現し、最適化するためのプラットフォームです。Iotとは、私たちの身の回りにあるモノをインターネットに接続し、相互に通信させることで、モノの管理を簡単に効率的に行うことができるようになることです。アルゴリズムにTangleを採用することにより、マイクロペイメントの問題を解消します。
仮想通貨IOTA(アイオータ)は、Iotデバイス機器の使用によって生じるマイクロペイメントを可能にし、日常生活をより便利にするプロジェクトです。Iot(Internet of Things)とは、「モノのインターネット」とよばれ、ありとあらゆるモノがインターネットに接続されます。
接続によって得られたデータを蓄積・分析し、ヒトの生活へより良いフィードバックを提供する一連の流れをいいます。IOTA(アイオータ)では、アルゴリズムに「Tangle」を採用し、マイクロペイメントを実現します。
仮想通貨名 IOTA(アイオータ)
トークン名 IOTA
開発 2016年7月
マイニング承認アルゴリズム PoW
アルゴリズム Tangle
■IOTAの特徴
・情報管理の共有
IOTAのプラットフォームでは、Iotデバイス機器間での電力・データ共有を容易にすることができます。その際に、電力やデータ共有の対価として仮想通貨を使用します。
・独自のアルゴリズム「Tangle」を採用
Tangleではトランザクション処理の際に、Tipsと呼ばれるTangle上の未承認の別のトランザクションをふたつ承認する仕組みを導入することで、取引をしたユーザーが同時に他のユーザーのマイニングを行い、手数料を無料にしています。マイクロペイメントにおける手数料とスケーラビリティの問題を解決しています。
ビットコインのトランザクション生成メカニズムは承認したトランザクションを容量毎にひとまとめにしてまとめて、鎖状にしてブロックを作ります。よって、取引額(手数料)が大きいトランザクションが優先されてマイニングされるため、マイクロペイメントには不向きです。
一方で、少額決済が必要なIOTAでは、DAG(有向非循環グラフ)を採用し、ブロックの分岐の可能な自由度の高いブロック生成を行います。自身のトランザクション処理の際に、「Tips」と呼ばれる未承認の別のトランザクションを二個承認します。取引をしたユーザーが同時に他のユーザーのマイニングを行い、手数料を無料にしています。
■IOTAの将来性
・最新技術ゆえのリスク
IOTA(アイオータ)では、独自のハッシュ関数Curlを用いたTangle(もつれ)を使用しており、最新技術であることから今後外部によって脆弱性が発見され攻撃されるリスクが潜んでいる可能性があります。実際に、昨年MIT Media Labによって脆弱性を指摘されている過去があります。
・将来的に専用のハードウェアが必要になる
Iotデバイスの普及とともに、IOTAネットワークを利用して情報の管理・送信を行う際に、専用のハードウェアが必要になると発表しています。運営は各家庭に導入することは負担にならないというが、実際にはハードルが高いと予測されます。
■IOTAを購入できる取引所
・Coinone(コインワン)
韓国三大取引所のひとつで、Bithumb(ビッサム)やKorbit(コービット)に並ぶ規模の仮想通貨取引所です。サーバーが不安定な点と取り扱い通貨の種類が少ない点がありますが、チャート機能が本格的でテクニカル分析に最適な取引所です。手数料は0.1%です。
・HitBTC(ヒットビーティーシー)
イギリスの仮想通貨取引所で、手数料が0.1%と安いのが特徴です。メールアドレスとパスワードのみで登録できるので、本人確認なしで仮想通貨の入出金が制限でできます。新規上場の仮想通貨を多く取り扱うことで定評があります。
・Bitfinex(ビットフィネックス)
香港の取引所で、全通貨の仮想通貨取引量が第五位を誇る、流動性の高い取引所です。過去にハッキング被害に遭っているため、セキュリティ対策を強化しています。取り扱い通貨は63種類です。
■IOTA(アイオータ)の特徴 まとめ
仮想通貨IOTA(アイオータ)は、Iotデバイスにおける少額決済を実現し、日常生活をより効率化するためのプラットフォームです。今後はプライバシーに関する情報は暗号化して送信する対象を制限する仕組みを導入する仕組みが必要になります。
Iotデバイス自体に関しても、セキュリティ対策が不十分なサイバーデブリと呼ばれる機器が増えるとIOTAネットワークやIotネットワーク全体を危険にさらすことになります。より日常生活に近い場面で使用されるに従って、こういった対策が重要となるでしょう。