仮想通貨仮想通貨Dent(デント)の特徴・将来性・取引所・とは

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■Dentとは
仮想通貨Dent(デント)は、携帯電話端末等のモバイルデータを個人間で自由に売買することを可能にするプラットフォームです。モバイルデータが必要なユーザーとモバイルデータが余っているユーザーとを、適切な価格で繋げることができる「データ共有経済」を目指します。
仮想通貨名:Dent(デント) 通貨単位:DENT(デント) 公開日:2017年6月
■Dentの特徴
・個人間のモバイルデータの売買や寄付
仮想通貨Dent(デント)は、Dentネットワーク上に設立されたモバイルデータ取引所において、P2P(個人間)のデータ売買を可能にするプラットフォームです。ユーザーからユーザーへ、モバイルデータの売買や寄付をすることができる「データ共有経済」を目指します。
・国際ローミングの低価格化
国際ローミング問題とは、契約した携帯回線が違う国でモバイルデータの使用の際に、異なる通信業者間で通信経路を経由しなくてはならず、通常よりモバイルデータの通信を使用ししてしまうという問題です。
この問題は異なる金融機関における国際送金の問題と似ており、コルレス銀行による中継で発生する手数料の問題をブリッジ通貨の導入によって解決したRipple(リップル)と類似しています。ユーザー間のモバイルデータの売買を可能にしたことで、その国でモバイルデータの売買が可能になり、余計な通信経路を経由する必要がなくなります。
・Iotデバイスでの活用
ユーザー間でのデータ通信のやりとりは、Iotデバイスの活用によってより促進します。個人間でやりとりしないで、仮想通貨Dentにはスマートコントラクトによる自動契約機能があるので、データ不足時に自動的に再充電されるということもできます。
・NIKEとの連携
仮想通貨Dentは、将来的に大手スポーツメーカーであるNIKEとの提携を予定しています。Dnetネットワークにおけるナイキの広告閲覧時に、仮想通貨Dentの支給やモバイルデータの供給という仕組みを導入する予定です。今後もこういった企業との提携が増えることによって、よりDentネットワークにおけるモバイルデータの売買が行われるようになるだろう。
#DENTのチャート
出典:CoinGecko
仮想通貨Dent(デント)は、2017年6月のICO後、値を付けない時期が長く続きましたが、2018年1月に入り、仮想通貨市場が高騰した際に、一時期0.1ドルまで高騰しました。その後は値を戻し、0.01ドル程までに落ち着いています。
■仮想通貨Dentの今後の将来性
・インド、韓国などの成長市場で展開する予定
仮想通貨Dentは、既にアメリカやメキシコでサービスが開始していて、利用者を一定数獲得しています。今後はインドや韓国などの成長が期待できる新興国では、今後の利用者の拡大が見込まれる国を対象に事業を展開することを予定しています。
日本に関しては、ユーザー間でのモバイルデータの直接的な売買を可能にするには、仮想通貨交換業者としての金融庁の認可が必要だったり、通信会社の収益が下がることで連携が難しかったりするなど、市場を獲得できないことが予測されます。
・2018年を目途にDentは通信会社との提携を目指す
あるチャットアプリにおけるDentの発表によると、既にいくつかの通信会社とコンタクトをとっており、サービスの実用化に向けて手応えを得ているようです。
個人間でモバイルデータの売買を可能にすることで、モバイルデータ使用の価格の適正化が行われ、ユーザーにとってのメリットがある一方で、通信会社の収益が下がることが懸念されるが、これに対してDent運営は、発展途上国や新興国などのユーザーへモバイルデータを寄付し、通信会社の市場の顧客拡大というメリットを提示することで、提携を目指しています。
■仮想通貨Dentが購入できる取引所
・OKEx(オーケーイーエックス)
OKExは、BinanceやHuobiに並ぶ中国の3大仮想通貨取引所のひとつで、世界最大規模の取引量を誇るため、流動性がたかい点が魅力的です。現在は香港に拠点をおいており、90種類の仮想通貨を取り扱います。
・HitBTC(ヒットビーティーシー)
イギリスの仮想通貨取引所で、手数料が0.1%と安いのが特徴です。。メールアドレスとパスワードのみで登録できるので、本人確認なしで仮想通貨の入出金が無制限でできます。新規上場の仮想通貨を多く取り扱うことで定評があります。
■仮想通貨仮想通貨Dent(デント)の特徴・将来性・取引所 まとめ
仮想通貨Dentは、ユーザー間でのモバイルデータの売買を可能にするプラットフォームを提供し、価格の適正化や国際ローミング問題の解決を実現します。
データ通信における無駄をなくし、効率的なデータ共有を可能にします。今後の課題としては、いかに通信業者へメリットを提示し、提携という形を目指すかということにあります。