仮想通貨に人気が上がりつつも詐欺には注意
-
-
エンターテイメント業界の仮想通貨・エイベックス・トロン・アー...
国内のエンターテイメント業界に影響を与えているエイベックスが仮想通貨関連事業に参入する言う話題が出できました。 &nb...
-
-
ブロックチェーン技術が宇宙開発を促進させる2つの理由
ブロックチェーン技術の活用が宇宙にまで広がるときがやってきます。NASA(アメリカ航空宇宙局)が本格的にブロックチェーン...
-
-
仮想通貨のパスワードをアプリで管理する事の賛否を検証
仮想通貨のパスワードをアプリを使って管理したり、アプリを使ってパスワードを決めたりする事がありますが実際はどうなのでしょ...
-
-
ビットフライヤーの入出金での手数料は高いのか?
2018年に入っても話題の尽きない仮想通貨業界。近々取引を始めようと思っている方もいらっしゃると思います。初めて取引をす...
-
-
ビットコインとアルトコインの違いって何?
2018年になり、NEM盗難事件や仮想通貨を国家レベルで規制するなどネガティブなニュースが続いている仮想通貨業界。既に仮...
-
-
ビットフライヤーを支える株主はなぜ大企業が多いのか考察してみ...
ビットフライヤーの株主には大手が多いのですがなぜでしょうか?様々な事を実際にビットフライヤーを支える株主はなぜ大企業が多...
-
-
単純に利益になった仮想通貨は○○円以上、○○円以下などで税金...
などで税金の変動などを教えてくれればと思います。できれば税金に合わせて仮想通貨を決済したいと考えております。一度に円へ交...
-
-
中国やシンガポール等のアジアでブロックチェーン技術が加速
アジアでブロックチェーン技術が加速 アジアの様々な地域でブロックチェーン技術が加速しています。現在、注...
-
-
仮想通貨の税金計算を代行で税理士さんにお願いしたら
いくらくらいかかりますか?問い合わせだけでもお金かかりますか?問い合わせだけでもお金かかりますか?仮想通貨の損益を税理士...
-
-
消費者庁が仮想通貨の相談内容を公表・相談件数の推移・システム...
金融庁が事務局を務める第二回「仮想通貨交換業等に関する研究会」において、消費者庁の消費生活相談にあった仮想通貨に関連する...

仮想通貨が今年始めには相場が下がりつつも、4月の米国の確定申告のシーズンが終わったのをきっかけに相場は緩やかながらも上昇している現状があります。
数々の大物投資家や大手企業が仮想通貨事業に参加する事を表明しているため、再度仮想通貨投資が注目されていこうとしている裏では詐欺としての事件も増えてきているのが現状です。最近の仮想通貨に対する詐欺の状況や注意についてお伝えします。
■仮想通貨関連の消費トラブルが増加、7割は詐欺的な投資話
国民生活センターは、仮想通貨に関連する消費トラブルが増加していると発表しました。2017年度の仮想通貨に関わる相談件数が2666件となっており、16年度の3倍以上になっています。
消費者庁によれば、相談件数の約7割が仮想通貨の話題性に便乗したものであり、詐欺的な投資話で、昨年、価格上昇したのと仮想通貨に対する社会的関心が高まったことが要因として見られています。
相談件数が最も多かった事例として実態不明な投資話に関するものとしており、事例によればAI(人工知能)を使った仮想通貨の投資を紹介され、1口25万円購入すれば何もしなくても月に5万円入るといったものや、海外の事業者が運営するマイニングを行うスーパーコンピュータに出資すれば3ヶ月でもとが取れるなどと言った内容のものだったと言われています。
さらにICOへの投資を持ち掛けられ、トラブルになった事例もあったとしています。仮想通貨交換業者の対応が不十分として相談を受けた事例もあったとして、不正アクセスによって仮想通貨が消失した事や現金や仮想通貨を誤って送ってしまったなどと言う内容も出てきています。
仮想通貨はまだ発展途上であるために、このようなトラブルがあることも考えられますが、国民生活センターでは、内容に不安がある場合には取引しないよう呼びかけており、業者を利用する際にはセキュリティ対策が万全になされているのかをも確認するようにと訴えています。
■業務改善命令を受けた、みなし業者を装った詐欺にも注意
25日、金融庁が仮想通貨交換業者であるみんなのビットコインに対して、業務改善命令を発出し、経営管理体制の構築などを求める事を指示しました。
同社はまだ業者登録の審査中になっているみなし業者であり、金融庁が先月22日に立ち入り検査したところ、内部監査の検証が適切でなく、法令等の遵守や業務運営にあたって実効性のある経営管理態勢が不十分である事がわかりました。
利用者への情報提供や法定帳簿の作成、マネーロンダリング及びテロ資金供与対策などが適切に講じられていませんでした。日本は世界から見ればテロの意識が薄い国であるために業者にとっては、とくに重要視していないところもあると見られています。
みなし業者に対して最近、業務改善命令が多くなっている事から、この改善することを理由に詐欺まがいの話をし、だます手段として利用される事も考えられます。
投資するよう持ち掛け、その後資金を返金してほしいと言われた場合にみなし業者の名を使って、改善されたとともに資金が紛失したなどと言う口実も考えられるからです。みなし業者を使った仮想通貨取引に関する投資話は注意する必要があります。
■金融機関による投資話も注意が必要
先日、トムソン・ロイターの調査で、金融機関の400社に対して匿名で調査を行ったところ、5社のうち1社は、今後1年で仮想資産を直接取り扱う事を計画していると、調査結果を明らかにしました。
これは金融機関の20%に当たることから、今後新しく市場に参入してくることは事実と言えます。
この金融機関の今後の対応に対し、仮想通貨を今のうちに保有した方がいい、取引した方がいいと言う投資話に対しては注意が必要です。
仮想通貨に対する詐欺のまつわる投資話は「将来性」の事を言っている事がほとんどであり、投資しようと考えている方にとっては内容はわからなくても、いずれは儲かると言った具合に参加する方が多くおられるからです。
実際、金融機関が今後、仮想通貨取引をする事は事実ですが、投資話は別の話であるために、慎重に内容を聞くことが必要と言えます。
■仮想通貨の詐欺 まとめ
仮想通貨は金融機関の預貯金に比べて、高い利率を実現する事から恐いながらも参加したいと思われているかたいるのが現状と言えます。
特に高齢の方が仮想通貨に参加するには難しいと言った面から、ほとんど参加しない方が多いですが、若年層や中高年辺りの方は将来への不安から少しでも利益を上げて行きたい心理的な要因もあるために、詐欺を受けてしまう事が現実的に起きています。
慎重に精査して投資をしようとしてもデジタルの分野であるために素人目線から見るのは少々難しい面があります。
不安である時にはその場で契約を成立させるのでなく、国民生活センターなどに相談する事が大事と言え、情報収集にも時間を掛けるようにしましょう。