イーサリアムの凄いところ4選

イーサリアムの凄いところ4選

イーサリアムは時価総額2位の仮想通貨です。イーサリアムは当時19歳のロシア人に作られた仮想通貨であり、2014年に市場で販売されビットコインに次ぐ仮想通貨に上り詰めました。

 

皆さん人気があるのは知ってると思いますが、イーサリアムがどのように凄いのかについては知らないのではないでしょうか。今回はその凄いところを紹介したいと思います。説明に入る前に1つだけ少し細かい説明をします。

 

イーサリアムはプラットフォームの名前であり、通貨の名前はイーサ「Ether」と言います。一般的にはイーサリアムという名前で呼ばれますので、今回もイーサリアムと呼ばせていただきます。

 
 
 

■1.スマートコントラクト

 

スマートコントラクトの機能があることが、イーサリアムの人気を作ったと言っても過言ではないでしょう。スマートコントラクトというのは簡単に説明すると、契約した内容を仮想通貨に記憶できる機能のことです。

 

この機能を使えば、取引内容や決済相手、決済時間が絶対に消えない記録として残すことができます。イーサリアムではブロックチェーン場でこの取引内容を公開、確認することが可能です。

 

つまり、裁判所や銀行のような中間業者に正当性を承認してもらっていた作業を省くことができるのです。その結果、時間や費用が大幅に削減できます。忘れてはならないのがこのスマートコントラクトの機能がメインの機能ではありますが、イーサリアムにも送金機能はしっかりとある点です。

 
 
 

■2.ICOに使われる

 

イーサリアムは数ある仮想通貨の中でも、ICOを行う場所として選ばれる傾向があります。ICOというのは新しいサービスを作りたい人、起業したい人が資金を調達する目的で行うものです。具体的にはトークンと呼ばれる仮想通貨を投資家に買ってもらい、資金を集めます。

 

ではなぜイーサリアムが選ばれるのかというと、2つの理由が考えられます。

 

1つ目にERC20を取り入れてるからです。ERC20とはトークンの統一規格のことであり、これを取り入れることによりICOの実行が容易になります。ERC20がなかった場合、ICOを行う方も投資をする方も独自のウォレットを作成する必要があり面倒な作業が増えてしまうのです。

 

2つ目に先ほど説明したスマートコントラクトを取り入れているからです。以上のことからイーサリアムは、現在ICOを行うプラットフォームとしては最も人気が高くてなっているのです。

 
 
 

■3.PoSへの移行

 

現在イーサリアムではPoWというビットコインと同じ承認システムを使用しています。しかし、これから予定されているアップデートが完成すると、PoSという承認システムに移行することが予定されています。

 

PoSとは通貨の保有量に応じて承認率が変わるというものです。これになれば、今までのような大量の電力を使用しなくてもいいというメリットがあります。その結果として投資家がイーサリアムを多く保有することにメリットを感じ、更に価値が上がるとが予想されます。

 
 
 

■4.エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス

 

エンタープライズ・イーサリアム・アライアンスとはイーサリアムをビジネスで使っていこうと思っている企業をサポートする組織です。このメンバーが本当に凄いです。

 

マイクロソフト、JPモルガンなどの世界的に有名な企業にとどまらず、日本からもトヨタ、三菱UFJもメンバーに入っています。この登録されている企業の名前だけでもイーサリアムへの期待の表れが理解できると思います。

 
 
 

■イーサリアムの凄い所4選  まとめ

 

以上でイーサリアムの凄さの紹介を終わりますがいかがだったでしょうか。実はイーサリアムはアップデートが複数回残っておりこれからも進化していくことが分かっています。今回の事だけに留まらずドンドン凄い機能が増えていきますので、イーサリアムのニュースは是非調べるようにしてみてください。

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