韓国で「OmiseGOが新韓カードとの覚書に署名」仮想通貨決済サービスが加速

-
-
単純に利益になった仮想通貨は○○円以上、○○円以下などで税金...
などで税金の変動などを教えてくれればと思います。できれば税金に合わせて仮想通貨を決済したいと考えております。一度に円へ交...
-
-
マスターカードがブロックチェーンにより偽造IDに対抗
マスターカードが、身元データ(ID)の保存と確認を行うブロックチェーンシステムの特許申請をしたことを米国特許商標庁(US...
-
-
初めての方は登録前に要チェック!ビットフライヤーを使ってみて...
2017年から乱高下を繰り返し、様々なニュースが流れるようになった仮想通貨。私自身も国内での仮想通貨取引量No.1のビッ...
-
-
ザイフトークンの特徴と将来性・テックビューロ
国内仮想通貨取引所であるザイフ(Zaif)が取り扱っている仮想通貨の中でザイフトークンと言うのを聞きます。ザイフトークン...
-
-
初めてでも大丈夫??ビットフライヤーでビットコイン購入は初心...
2017年は仮想通貨元年と呼ばれ、非常に注目を集めた仮想通貨。2018年に入り、良くも悪くも様々なニュースが飛び交ってい...
-
-
XRPが堅調な上昇・リップルが上昇した幾つかの理由
20日に仮想通貨相場は全体的に堅調な推移をしました。ビットコインが90万円を超え、アルトコインは5%以上上昇している銘柄...
-
-
仮想通貨の中でも匿名性がある匿名通貨DASHについて
仮想通貨の中でも匿名性がある通貨として匿名通貨と言うのがあります。代表的な匿名通貨としてDASH(ダッシュ)、ZCash...
-
-
初心者がイーサリアムの購入に至った2つの理由とは?
空前の仮想通貨ブームでこれから投資を始めようと考えている人もまだ多いと思います。実際に私もそのひとり。仮想通貨取引初心者...
-
-
仮想通貨を会社員が確定申告をすると会社にバレるんでしょうか?
バレない方法はありますでしょうか?通常のサラリーマンをしておりますが仮想通貨で含み益が出た為に確定申告は必要かと思います...
-
-
マイニング分野の最新情報・マイニングファーム・ビットコイナー...
仮想通貨と言うと取引やプラットフォーム、ブロックチェーン技術の話題が多い状況ですが、マイニング分野においても様々な流れが...
最近韓国での仮想通貨サービスが拡大している。5日には東南アジアに事業を展開しているOmiseが韓国のクレジットカード大手である新韓カードとの覚書にて署名した。韓国での決済サービスについてまとめてみます。
■Omiseが新韓カードとの覚書に署名
韓国のクレジットカード大手である新韓カードがOmiseと覚書に署名をしたことで、今後新韓カードを通じてOmiseが提供している仮想通貨OmiseGOが利用できる可能性も出てきた。
Omiseはタイに拠点をおいており、他にシンガポールやインドネシア、日本にも拠点とプラットフォームを持ち、今回は韓国での署名であるために確実に東南アジア地域に事業を拡大しているのが分かる。
OmiseGOはイーサリアムを基本的にプラットフォームにしている仮想通貨で、事業は長谷川潤氏がCEOを務めているOmise Holdings Pte Ltdが展開している。
OmiseGOは特に東南アジア地域でのアンバンクドの人たち、つまり金融機関を利用できない人々向けに容易に決済サービスができることを目標としている。
アンバンクドの人たちは東南アジア全体で約73%となっており、需要はとても高いと言える。
OmiseGOはそのような需要に対して展開している事から、国内大手企業であるSBIホールディングスや三井住友グループなどからも出資を受けているために信用的な面でも注目されている。
今回の件で、新韓カードでのプレリリースでは、両社がOmiseでの東南アジアと日本への進出を加速させる狙いがしている。
さらにOmiseGOの一般にアクセス可能なサーバーとSDKウォレットの利用により、新韓カードの決済サービスやモバイルアプリと言ったデジタルサービスをも強化するとしていることから、両社ともにメリットが大きいと言える。
■韓国の取引所ビッサムが年内に実店舗8000店での決済サービスを実現
韓国の大手仮想通貨取引所であるビッサムが、今年末までに実店舗8000軒に対し仮想通貨の決済サービスを実現する計画を明らかにしている。
決済サービスではデジタル決済サービスのコリア・ペイ・サービシズと提携し、今後さらに決済サービスを展開している他の企業と提携することも考えられる。
仮想通貨と言うと相場による利益確定ばかり印象を持ちやすいが、実際に実店舗で仮想通貨が使われるようになれば、一般市民からは仮想通貨に対して馴染みが深くなることも考えられる。
仮想通貨が一般に使われるようになれば、ビッサムにとっても仮想通貨取引が盛んになることも考えられるために決済サービスは宣伝効果以上の効果をもたらすことにもなるだろう。
今回提携するコリア・ペイはフランチャイズにて実店舗200軒以上で決済を取り扱っており、年間3000億ウォン、日本円にして約294億円の仲介サービスを生み出しているために、ビッサムにとっては期待大だ。
仮想通貨決済サービスが普及して来れば、国内だけに限らず、海外からの観光客にとって利便性が高まるとして今後の動向が楽しみと言える。
■まとめ
OmiseGOやビッサムの流れ以外にも韓国ではソウル市において独自の官製仮想通貨であるS-Coinを発行することが検討されているために、一時期韓国での仮想通貨業界は規制の影響により発展するのが難しいと思われたが、最近になってからはむしろ拡大傾向となっている。
韓国では政治での汚職問題もあることから資金の流れを把握させるためにもブロックチェーン技術の導入は不可欠な状況となってきている。
今後は金融機関を介せずに仮想通貨によるサービスが拡大する事で大規模な金融改革がなされていくようにもなっていくことだろう。