モナコインが上がらない理由を初心者なりに考えてみた
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皆さんはモナコインという仮想通貨をご存知でしょうか?実は初めての日本発仮想通貨として注目を集めています。2ちゃんねるのソフトウェアから誕生しただけあって秋葉原を中心にモナコインで決済できる店舗が増えてきています。
噂では、国内に限りビットコインの次にモナコインで決済できる店舗が多いとか。個人的にも注目しているモナコインですが、昨今なかなか価格が上がらず下落傾向にあります。それはなぜなのか?モナコインの特徴を見ていきながら個人的見解をしていきたいと思います。
■モナコインの特徴
モナコインの特徴は何といっても取引スピードが早いことです。ビットコインが約10分かかるのに対してモナコインは約90秒で完了します。モナコインはビットコインと比較して約5倍の発行枚数であることと、世界で始めてSegWitと呼ばれる技術が採用されています。
SegWitを簡単に言うと取引情報サイズを圧縮することです。発行枚数が多いこととSegWitの技術により、非常に早く取引が出来るというわけです。
またモナコインは「投げ銭」が出来ます。お賽銭のようなイメージですね。Twitter上で気軽に個人間でモナコインを送ったり、もらったりすることが出来ます。これはその他の仮想通貨では出来ません。これにより取引所を介さず取引が出来るため手数料を安く済ませることが出来ます。
■モナコインが上がらないのはなぜか?
ここまでモナコインの特徴について書いてきましたが、使いやすく便利な印象があると思います。ただ取引価格はなかなか上がりません。なぜなのか?ここからは個人的見解です。
1.日本のキャッシュレス化の遅れ
2.国家による仮想通貨の規制
モナコインが上がらない最も大きな要因は、取り扱いが日本国内に留まっていることにあると考えています。先述したとおり、モナコインは日本発の仮想通貨です。ビットフライヤーやZaifといった国内取引所で取引が可能です。
しかし国外取引所ではほとんど扱われていないのが現実です。現在でもモナコインを購入できるのは日本円に限られてしまっています。ご存知の方もいるでしょうが、日本は現金主義意識が非常に高い国だと言われています。
欧米諸国はキャッシュレス化が進んでおり、高額紙幣の発行を停止している国さえあります。しかし日本は現物、すなわち形あるものを信用する傾向が強く、なかなかキャッシュレス化が進んでいません。
仮想通貨は形がありません。昨年からこれだけ話題になっている仮想通貨ですが、国内で実際に取引をしている人は非常に少ないと言われています。取引量、特に購入量が少なければ価値が上がらず、価格は上がりません。
モナコインが国内だけに留まってしまっていることで取引量が増えず、価格が上がらない要因になっていると思います。
それに加え、あらゆる国が仮想通貨取引に規制を掛け始めています。これについても大きなマイナスイメージになっており、要因の一つだと言えるでしょう。国としては自国の通貨(法定通貨)が回らないことを嫌います。
法定通貨が使われなくなると、法定通貨の価値が下がります。法定通貨の価値が下がれば、海外との取引時に不利になります。また法定通貨の価値が下がることで従業員に払える給料も限られてきます。
すると日本で働こうと思う人が減り、海外へ移住をします。人口が減り、労働力が減り、生産性が低下し、最終的に国家崩壊に繋がる可能性もあります。仮想通貨に否定的な考えを持っている人はこのようなことを考えているからです。
国も自国を崩壊させるわけにいきませんから規制という形で何とか法定通貨を回そうとしているわけです。
■まとめ
1.日本のキャッシュレス化の遅れ
2.国家による仮想通貨の規制
上記の理由がモナコインの上がらない理由だと考えています。