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仮想通貨のパスワードをアプリで管理する事の賛否を検証

仮想通貨のパスワードをアプリで管理する事の賛否を検証

仮想通貨のパスワードをアプリを使って管理したり、アプリを使ってパスワードを決めたりする事がありますが実際はどうなのでしょうか?仮想通貨のパスワードをアプリで管理する事の賛否を検証してみました。

 
 

■アプリを使うメリット

 

仮想通貨のパスワードを管理するのは大変だから、アプリを使って簡単に運用したいと、思う人も多いと思います。アプリの中にはパスワードの全てを、一元管理する物や、セキュリティーの高いパスワードを考えてくれるアプリなどが存在します。自分で考えるのがめんどくさいやせっかちな人にとって、このアプリは非常に便利です。

 

一元管理アプリなら、一つだけパスワードを覚えれば、複数のパスワードの管理をしますので、忘れやすい人にとっても、複数覚えなくて済むというメリットがあります。

 
 

■アプリを使うデメリット

 

セキュリティー面で強固になる反面で落とし穴も存在します。唯一覚えなければいけないパスワードを忘れたり、控えのメモも紛失した場合は一元管理していた全てにログイン出来なくなります。管理していた数が多ければ多いほど致命的になります。また大事な一つを解読されたら、一元管理している全てを盗られる危険性があります。

 
 

■パスワードを選定してくれるアプリの是非

 

自分で重要なパスワードを決めれないのでアプリの力で決める方法です。簡単に説明すると大体が何桁で何を使用するか(英数字など)を決めると候補が10個ほど出てきます。その中の一つを使う形になります。

 

確かにランダムで、予測がつきにくいのを候補にしているので、強固なパスワードになると思います。しかし、アプリがはじき出したパスワードを、そのまま使っても良いのでしょうか?

 

何が言いたいかというと、アプリが作り出したパスワードは、安易に解読できてしまうのではないかという懸念です。もちろん強固である意見もあります。だからこそ、小さくても全てを信じるのではなく疑問に思って対策すると、選定してくれるアプリも活用できます。

 

先ほど書きましたが選定された10個の候補の中から一つを選んだら、その英数字の中から1~2個は別のものに変更すれば、強固なパスワードが出来上がります。つまりは全て信じるのではなく一つでも変えれば、リスクはだいぶ下がると思います。人の作ったもの100%信じるのではなく90%信じて残りの10%は疑問に思うようにした方が守るという観点では大事になります。

 
 

■パスワードを一元管理するアプリの是非

 

仮想通貨で様々な通貨や取引所を開設し、複数のパスワードを管理するのが大変になってしまうので、一つのアプリに複数の取引所のパスワードを記憶させて、そのアプリを開くパスワード一つで運用できるようにするのが一元管理アプリです。

 

特徴は一つだけ覚えれば他を忘れてもアプリが記憶しているので大丈夫な所です。しかし危険性は、先程も書きましたが唯一のアプリを開くパスワードを解読されたら、アプリに記憶されている全ての取引所や通貨の情報を見られ全財産を盗られる恐れがあるのです。

 

解読されない様にするには、一元管理アプリに設定するマスターパスワード(アプリを開くパスワード)を強固なパスワードに設定するのが一番です。英大文字と英小文字と数字を組み合わせた、12桁以上のパスワードを推奨します。

 

それだけでリスクは軽減できますが毎回のようにマスターパスワードを求められた場合に、設定した12桁以上のパスワードを打ち込むので大変な事になりますが、守るという面においては、素晴らしい効果を発揮してくれますので、活用されてみてはいかがでしょうか。

 
 

■パスワードは強固なセキュリティーが重要

 

最近、増えてきたと感じるパスワードを一元管理するアプリや、パスワードを考えるのを手伝ってくれるアプリなどがあります。便利になった時代ですが、そんな時こそ、セキュリティーをもっと真剣に考えてもらいたいと思い、注意喚起も含めて書かせていただきました。

 

仮想通貨はこれから、さらに発展し流通が大きくなると、法定通過ととともに使われる時代が来ると思います。そんな時に守る術がパスワードです。ここを少しでも強固にする意味でも、便利なアプリを使っても良いので、少しでも使うアプリに対して疑問を持ち疑念を持ち、行動して欲しいと思います。

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